これはさすがに、プロの建築家さんから教わりました。
それでも、1日でこれを仕上げよう!ってこと自体が結構な無茶振りなので、チャレンジタイムらしさは確保。笑
何を作ったかというと…
“リヤカーゴ”
よく、マルシェとかで見かけるオシャレな屋台とでもいえばいいでしょうか。
台はバタフライ形式になっていて、左右に広げると広く使えるようになります。
下段も開くようになっているので、そちらを前にして商品を並べても良いし、後ろにして釣り銭や領収書を置いて、自分たちが使いやすいようにセッティングすることもできます。
こんなオシャレな上に機能的なリヤカーゴを自分たちで作っちゃおう!って企画だったんです。
しかも、材木の寸法測るところからですよ?!
建築家さんが、既に出来上がっているリヤカーゴを見本として持ってきてくれていたので、それをまず計測しました。
「この長さが4本で、これは2本…」と一つ一つ確認していきました。
全ての寸法を測ったら、今度はその長さになるように、木材に印をつけてノコギリで切っていきます。
ノコギリを初めて使った!という子も、何本も切っているうちにコツを掴んでいった様子。
さて、本当に全ての木材を用意できたかな?
ここで、建築家さんから子供たちにお題が出ました。
「見本のリヤカーゴに、何本の木材が使われているか数えてみよう!」
なるほど。見本と今切った木材の数が合っていればOKってことね♪
子供たちは、意気揚々と「1、2、3、4、5…」と数えていきます。
が、再び「1、2、3、4、5…」
さらに再び「1、2、3、4、5…」
「あれ?1、2、3、4、5…」
「あれ?あれ?」
おいおい、かれこれ何十分数えてるんだ?!
見かねた私が、「どれどれ?1、2、3、4、5…」と数え出すと、子供たちが、「これ飛ばしたよ。」と。え?ほんと?
結局、全くお役に立てず、「もう何本使われてるのか答え聞いちゃおう!」と建築家さんにお尋ねすると、
「何本かなぁ?」
って、知らんのか〜い!(笑)ってまさかのオチがついたところでお昼ご飯。
お腹が満たされ満足したところ、次の工程へ。
いよいよ電動ドライバーを使うときが来ました!
ボランティアで来てくださった方が、子供たちに丁寧に使い方を教えてくれます。
まず、穴を開ける位置に印をつけ、釘がずれないようにするために少しだけ穴を開けます。
そこへ、電動ドライバーで釘をねじ込んでいきます。
子供たちが、器用〜に使いこなしていたのびっくり!
子供たち自身も、「できちゃった!」」みたいな顔してました。笑
でも、ただ組み立てれば良いわけではなく、このリヤカーゴ、最初にお伝えしたようにバタフライ形式。サイズや留める位置がきちんと合っていないと、フタが閉じなくなってしまいます。。
で、本当に蓋が閉じなくって、何回もやり直したりしました。
大人たちが、必死でやり直していると…
ん?子供たち、どこ行った?
あー!あんなところにいた!遊ぶ気満々じゃないか!
まぁ、そんなのあったら登りたくなるよね。笑
完全にくつろいでるし。
ちゃっかりおやつまで食べてる。
今度は何だ?
あー、飛び降りる準備ね。笑
葉っぱをクッションにするつもりらしい。考えたね。笑
子供たちは公園内を走り回って遊んだ後、お店のプレート?を作り始めました。
この間、ずっと頑張ってくれていた大人チームのお陰で、バタフライのフタ、閉まるようになりました!やっほ〜い!
じゃぁ最後の組み立ては子供たちにお願いして…
完成〜!!
子供たちの顔もなんだか誇らしげ。
皆んな頑張ったね!遊びも含めて。笑
そして、建築家さんもボランティアの方々も、本当にありがとうございました!