小学校は1クラス35名までで、集団行動を学ぶ良い機会となっていますが、その分、個々の細かなところまでは見切れません。特に、消極的な子の場合、何かあっても、子どもの方から先生に声をかけにくいということも生じます。
子どもCOMPANYは、定員8名の少人数制、子ども達には目の届く範囲で活動してもらっています。活動内容によっては、大人の目を増やして安全にも配慮しているため、子ども達は安心してのびのびとやりたいことに没頭できます。
習い事の多くは、1回1時間前後、受け身の姿勢で、ある一つのことを習いますが、子どもCOMPANYは1回3時間、内容も多岐に渡るため、子ども達は飽きることなく楽しんでいます。また、こちらも子ども達の様子をじっくり窺うことができるため、その子の特徴が見えてきます。
子どもCOMPANYには、決まったカリキュラムがありません。その日何をするかは自分で決めてもらうので、自主性が育っていきます。
子どもCOMPANYでは、助言はしますが、必ず成功するように手助けするわけではありません。大事なのは、失敗しないことではなく、まずやってみることです。そして、もし失敗したら、次どうするか考えて、行動することです。
専門的な知識や技術は、基礎の上に積み上げるものです。子どものうちにやらなければならないのは、その『基礎』作りです。子どもCOMPANYでは、そうした基礎になる「心」の部分を大切に育てていきます。
誰しも得て不得手はあるものです。好き嫌いもあります。気分が良い時もあれば悪い時だってあります。
「何もしない」という選択肢も含め、今あるものの中から選ぶ、選べなければ自分で作る、考え出す、ということを身につけていくことも、子どもCOMPANYは目標の一つにしています。