たとえば、お子さんが、
だから、子どもには、お金の大切さや扱い方についてきちんと学んでもらいたい。
でも、お金はどうやったら手に入るのか、入ったお金はどう使うのが良いか、生活の中で子ども達に実感してもらうのは、なかなか難しいですよね。
そこで、
文京区・子どもCOMPANYに、『ベリーグッジョ部』をつくりました。
実際のお金ではなく、子どもCOMPANY内で使えるオモチャのお金を用います。
円とドルの関係や需要と供給についてなど、継続して通うことで、その変化やマーケットの動向などを知ることができる体験型の活動です。
つまり、お金の教室のような座学で学ぶスタイルではなく、自分の稼ぎたい方法で果たして本当に稼げるのかを試してみて、ダメならどうすれば売れるのか、上手くいったなら何が良かったのかを考え、どちらも次に活かしていくことで、社会に出ても役立つ力が身についていきます。
まずは、米ドルと日本円!
外国では、日本とは違うお金が使われていることは知っていても、その価値が刻一刻と変わっていることまでは知らない子の方が多いです。
子どもCOMPANYでは、会員登録してくれた子には、できるだけ身近に感じてもらうために、基軸通貨である米ドルと日本円に絞って、日々の変動を体感してもらえるよう工夫しています。
※変動について体感してもらうには、ある程度の期間を要するため、会員のみのサービスとなります。
何屋でもOK!
実在する職業でなくて構いません。
どんどん新しいお仕事作っちゃってください!
大人には思い付かないことも、それは無理なんじゃと思うようなことでも、やってみなくちゃ分かりません!
ターゲットによってはバカ売れする可能性だってあります。子ども達には、自由な発想を促していきたいと思っています。
仕入れからやってみる!
子どものためのお店屋さん体験というと、販売とお金の受け渡しだけで終わってしまうものがほとんどですが、文京区・子どもCOMPANYでは、仕入れから体験してもらえるようにしています
子どもCOMPANYや子どものためのボードゲーム屋『キリフダ』の活動日には、駄菓子屋さんをオープンします。
最初だけ、こちらで用意しましたが、今後は、仕入れから値付け、在庫確認、お金の管理(簡単な経理。お金の保管はこちらでします)なども、やってみたいという子に任せていきます。
自分が食べたい物を仕入れるもよし、お友達に何が食べたいか調査してみるもよし。
自分が売った分の利益は、自分のお金になります。
何を仕入れて、いくらで売れば、利益が最大になるか?!
子ども達には、い〜っぱい頭を捻ってもらいますよ!笑
子ども達がイベントでカフェを出店!
「何屋さんをやる?」
文京区・子どもCOMPANYでは、ここから子ども達に考えてもらうようにしています。大人が全てお膳立てするのではなく、子ども達が売ってみたいもの、そして、子ども達が自分たちでできそうと思えることでなければ「やる気」が出ませんからね。
何を作って、それをいくらで売ることにするのか考え、メニュー表も自分たちで作成。当日は、調理して、販売します。
完売した時、子ども達は本当に嬉しそうな顔をします。仕事をやりきった後の達成感や、人(お客さん)に喜んでもらう体験は、子どものうちに何度もしておいてほしいことの一つです。
そうした経験を積み重ねることで、自分の生き甲斐や人の役に立てることを、自分なりに見つけていけるようになっていきます♪
子どもCOMPANYの活動について、もっと知りたい方はこちら
小学校は1クラス35名までで、集団行動を学ぶ良い機会となっていますが、その分、個々の細かなところまでは見切れません。特に、消極的な子の場合、何かあっても、子どもの方から先生に声をかけにくいということも生じます。
子どもCOMPANYは、定員8名の少人数制、子ども達には目の届く範囲で活動してもらっています。活動内容によっては、大人の目を増やして安全にも配慮しているため、子ども達は安心してのびのびとやりたいことに没頭できます。
習い事の多くは、1回1時間前後、受け身の姿勢で、ある一つのことを習いますが、子どもCOMPANYは1回3時間、内容も多岐に渡るため、子ども達は飽きることなく楽しんでいます。また、こちらも子ども達の様子をじっくり窺うことができるため、その子の特徴が見えてきます。
子どもCOMPANYには、決まったカリキュラムがありません。その日何をするかは自分で決めてもらうので、自主性が育っていきます。
子どもCOMPANYでは、助言はしますが、必ず成功するように手助けするわけではありません。大事なのは、失敗しないことではなく、まずやってみることです。そして、もし失敗したら、次どうするか考えて、行動することです。
専門的な知識や技術は、基礎の上に積み上げるものです。子どものうちにやらなければならないのは、その『基礎』作りです。子どもCOMPANYでは、そうした基礎になる「心」の部分を大切に育てていきます。
誰しも得て不得手はあるものです。好き嫌いもあります。気分が良い時もあれば悪い時だってあります。
「何もしない」という選択肢も含め、今あるものの中から選ぶ、選べなければ自分で作る、考え出す、ということを身につけていくことも、子どもCOMPANYは目標の一つにしています。